なみだ学習塾をよろしく!―サイコセラピスト探偵波田煌子 (ノン・ノベル 836)



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お茶に詳しくなれた

今回はお茶を究めるシリーズでした。食べ物に対する著者の造詣の深さには感心してしまう。
ストーリーは、可もなく不可もなくといったところでしょうか?学習塾という空間は安心できるものでした。陰湿ないじめなどがテーマにはなっていないしね。
相変わらず

第一作「なみだ研究所へようこそ」が大好きで、初めて読んだ時にはそのムチャクチャさに感動しました。波田煌子も、とぼけた感じで、天才的な発想をする人というぐらいの感じだったと思います。それが徐々に、お茶などにやたら詳しく、やや失礼で自信過剰とも言えるキャラに固定化されつつあり、個人的にはサイコセラピスト時代の波田煌子の方が好きです、ストーリー的にもですが。その流れでいくと、第二作は猟奇殺人を扱うため、型破りな真相や彼女のキャラがあまり合ってなかったように思います。それに比べれば、この第三作は真相も程よくぶっとんでいて、ほのぼのした感じがしていいのですが、第一作を読んだ時のインパクトは超えられなかった、というのが正直な感想です。また、第二作で少し明かされた彼女の過去などが発展することもなかったのが不満です。
結論としては、僕は第一作のように、ぽわーんとした波田先生が、日常の中でおきる小さな事件を、通常では結びつかないものを連合させて推理する、というのがこのシリーズの売りだと思います。そういう点で、波田先生がちょっとキツイのと、事件の飛び具合が第一作よりは落ちるので、未読の人はぜひ第一作を。第二作よりはこっちの方がこのシリーズっぽいと思います。
安心して楽しめる

波田煌子シリーズ3作目です。
メンタルクリニック、警視庁のプロファイラーときて、今回は学習塾の事務員です。
塾に通う学生さんたちの抱えるいろいろな悩みや問題を、
波田さんがぼよーんと解決していく短編集です。
シリーズを続けて読んでいる方なら、波田さんの相変わらずのマイペースっぷりに
苦笑いをしながらも、そのひらめきに感服というところでしょうか。
前作の設定を引き継いではいますが、話自体は独立しているので、この作品から
読んでも全然問題ありません。
前2作は文庫でもでているので、こちらを読んで気に入った方は
そちらも読んでみてはいかがでしょうか。




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