コズミック―世紀末探偵神話 (講談社ノベルス)



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脱力感と徒労感しか残らない最低の作品

メフィスト賞受賞作なのだが、頁数の割には内容がスカスカで、読了して脱力感と徒労感しか残らない作品。清涼飲料水からペンネームを取ると言う作者の精神的幼さが、作品にそのまま出ている。

まず探偵集団の組織が連続密室事件を扱うと言う発想が幼稚だし、トリック(と呼べる程のものではないが)はお粗末の一言に尽きる。読んでいる方が恥ずかしくなる。文章も拙く中学生の作文レベルなので、読み物としての価値も無い。他の方には「読んでも時間のムダ」と忠告差し上げたい作品。
賛否両論にも程があるww

早い話がそういう作品。
自分は賛の方ですが、否の人の意見も良く分かるw

先に言うべき事は、
この作品をミステリとして読んではダメです。
探偵小説は探偵小説でも、これは探偵それ自体に主眼を置いた小説で、純粋なエンターテインメントなんです。
本格、新本格マニアさんは読まない事をオススメします。
間違いなく後悔しますから。
純粋に楽しみたい人は、少しだけ疲れますが読んでみてください。
いろいろと驚かされますから。

少なくともこんなにあらゆる意味で私に衝撃を与えた作品は、ありません。というか、ありえません。
オリエント急行殺人事件あるいはコロンブスの卵

色々低評価がなされていますが、じゃああなたに書けるのか?と問われれば書けませんと答えるしかないでしょう。コロンブスの卵と同じでやったあとなら誰でも、私でもできるよ!言えます。
そういう点で革新的小説というのは批判を浴びやすい。ではコズミックはコロンブスの卵か、というとそうではない。
すでにオリエント急行殺人事件のような類似トリックは発案されていますからね。。。
1200の密室に夢を感じるかどうかが評価の別れ目でしょう。ちなみに私は中学生の時に読んだので素直に感動しましたよ。
よく言えば型破り、悪く言えば反則技の応酬

この本には賛否両論がはっきりと分かれると思う。何しろ、メインの探偵である九十九十九の推理方法、行動理由が「直感(もしくは天啓)」なのだ。直感で解決の手がかりを見つけるならまだしも、作中で十九は「私の神通理気(直感の名前。技名か)が指し示した犯人は?」などと、まるで直感で犯人を決めているような事を言う始末。しかも他の探偵の何人かも同じように直感頼りの推理をしている。ミステリ、推理小説としてではなく、キャラ小説として見た方が読後はスッキリするだろう。個人的なことを言うと、これほど読中読後の疲労が凄まじい小説も珍しい。珍しいが、それが面白いとは限らない。
100倍に薄めたカルピスを10杯飲まされた気分

 ネタは2つ。1つ目のネタはまあともかくとして、
2つ目のネタは“だから何?”という程度のもの。
でもこの“だから何?”を書くために1つ目のネタを
数十回繰り返して分厚くしただけの本。

 短編小説の引き伸ばし? 他の作家なら、無駄と反復を削り、
まだ何作か書かなきゃ出せないシロモノ。
これだけ長いくせに、結局、説明の足りない人物や事柄が多すぎて、
その補完の意味でも、もう何作か必要
(これも薄味のカルピスにしそうでウンザリするが)。

 それから、小説でなく、流水「大説」というけど、
このひとの人間や地球や歴史や社会や宗教や信仰に対する
極めて浅い認識でそんなモノに辿りつく期待は持てなかった。
 その割に濁暑院溜水(清涼院流水=作者本人)や
内輪の京大推理研は(本人はセーブしてるつもりなんだろうけど)
かなり依怙贔屓されていて、そういう点から見ても、
今後にあまり期待はできない。




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