シマノ 世界を制した自転車パーツ



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シマノ 世界を制した自転車パーツ
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シマノとサンツアー

 シマノは確かに現時点で巨人であるが、何十年もこの地位にあったような気がしていたが、世界で見ればまだわずか十数年といったところか。そして既に心臓部のディレイラー等でもSRAMなど新しいメーカーがどんどん生まれてきている。

 まず、この本で学んだことは、ライバルメーカーであったサンツアーとの戦いのストーリである。

 シマノが勝利した最大の原因は、冷間鍛造の技術であった。これは製品の品質を向上させる技術でなく製造を効率化させる技術であった。しかしこれが決定的な差となった。この話はトヨタにもつながる話である。
 前田工業のサンツアーブランドは商売が下手だった。シマノは商品をつくり 前田は製品を作ったと言う。また、サンツアーの総帥であった河合が、自転車に愛着を持ちすぎたことが敗北の原因だと著者は愛情を込めて言う。

 そういえば、ずいぶん年上の世代にはサンツアーを今でも熱く語る人が居ます。私も何か欲しくなって、台湾に残ったサンツアーブランド(河合は今もアシストしているという)のフロントサスペンションを買いました。


自転車好きのエンジニアは是非読むべき!

自転車好きで技術開発の仕事に携わっている人にお勧めです。
「シマノ」という会社の技術開発に対する姿勢がとても分かりやすくまとめられているだけでなく、実際に技術開発に携わっている人であれば、こういうのが『イノベーション』って事なんだな、と納得できると思います。
本としては、自転車の部品の知識は無くても平気ですが、自分で自転車をいじる人だったら、もっと楽しめると思います。
業界はちがっても一人の技術者として、読んで「技術者としての元気」が出てくる本です。それにしても、シマノって会社は自転車好きの技術者にとっては天国みたいな会社ですね。ちょっと彼ら彼女らが羨ましくもなります。
内容は★4つ

関係者への取材と証言や、
それを素材として著者が表現しようとしたものは素晴らしい。
内容は、まさしくプロジェクトX。

しかし、はっきり言って読みにくい。
章立て等の構成の練り直しが必要。
同じネタが重複して出てきたりする。
それと、専門用語や昔の商品に対する説明が不足していると感じる。
例えば、「シマノが凄かったのは冷間鍛造技術だ」といわれても、
どう凄いのかが伝わってこない。
当時の技術、同業他社との差異を説明してくれないと。
2章からこの言葉は使われているが、5章でやっと腑に落ちる説明がされた・・・。

構成含めた表現のレベルで評価を下げているので、本当にもったいない。

デュラエースがシマノの歴史

言わずと知れた自転車パーツのガリバーShimanoの歴史が
良く分かる本。
まるで社内報のような本だが、変な誇張が無く好感が持てる。
特にクレーンからデュラエースへの開発物語は、マニアでも知らないかも?と
いった内容も有り興味深い。
メカ好き初心者にはとくにお薦めです

夢中になって読みました。
真面目に自転車に乗り始めて1年ちょっとの初心者のわたしにとって,本書の内容は魅了に溢れておりました。
あらためてシマノのすごさを知った次第です。
わたしのような,自転車に乗り始めて日が浅い人,なかでもメカ好きの人には,とくにお薦めします。
私事ですが,昨年シマノ社に仕事の関係であるお願い事をした際,断られたのですが,その断り方がとても丁寧で恐縮したことを思い出しました。このような社風がデュラエースやXTRを生み出すのだな,ということを本書から教えられました。
読んでよかった(^^)
なお,確かにもう少し画像があるとさらに嬉しいな,とわたしも思いました。



光文社
ツールへの道
ツール100話―ツール・ド・フランス100年の歴史
イタリアの自転車工房物語―49の自転車工房と5つの自転車博物館&教会を探訪 (ヤエスメディアムック―CYCLE SPORTS (136))
ただマイヨ・ジョーヌのためでなく
自転車用語の基礎知識 エイ文庫