ザイルをかついだお巡りさん―アルプスに賭ける警察官 喜びと悲しみのドラマ



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山で遭難すること

 山と渓谷社の「県警山岳山岳警備・救助隊」シリーズの第3弾。岐阜県警察山岳警備隊の『山靴を履いたお巡りさん』、富山県警察山岳警備隊『ピッケルを持ったお巡りさん』につづいて、長野県警察山岳遭難救助隊のものが出版されたわけである。
 内容は、現役の警察官たちが遭難救助の体験談を語るというもの。雪山の苦労、二重遭難の不安、死体を見つけたときの無念などが証言されている。
 予想以上にしっかりした内容で勉強になった。普通の登山記とは違う世界をのぞきこむことが出来る。
 もともとは遭難を防ぐために企画されたシリーズだと思うが、すでに第三作ということもあってか、危険を避けるための具体的な方法などは載っていない。
 ほかに救助用のヘリ会社、地元の救助隊員の話なども。



山と溪谷社
ピッケルを持ったお巡りさん―登頂なきアルピニストたちの二十年
アルプス交番勤務を命ず―元富山県警察山岳警備隊長の遭難救助三十年
リーダーは何をしていたか (朝日文庫)
遭難者を救助せよ!
生還―山岳遭難からの救出